和洋国府台女子中学校高等学校

教科

英語英語和洋ラウンドシステム、予備校の先生にも考察いただきました!

2019.05.18

和洋国府台中学校の特色ある英語教育、和洋ラウンドシステムが始まって3年目となりました。内外から少しずつご注目いただいているのは本当に嬉しく、また身が引き締まる思いです。今回は、予備校講師としてご活躍されている小林淑子先生に中学1年生と3年生のラウンド1の授業を見学していただき、その後に座談会を行いましたので、その模様を紹介します。

和洋ラウンドシステムの概要はこちらから。

本日はありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。御校で行われている英語教育には以前から興味がありましたので、今回はこのような機会があって光栄です。早速ですが、和洋ラウンドシステムについて、いくつか質問がありますがよろしいですか。
もちろんです。お願いします。
今日はリスニング中心の指導でしたが、単語の指導はされているのですか?
はい、本格的な単語指導はラウンド3で行います。しかし、単語の指導はリスニング活動を通しても行なっていますよ。教員と生徒が行うやり取りの中で、新出単語の多くが音として紹介されています。最初はわからなくても、教員との会話やイラストなどをヒントにしながら単語の意味を音から学習します。従来のように、Sundayと10回書くような方法とは異なりますが、生徒の単語力が自然に増強する工夫がされています。
そういわれてみると、先生と生徒が英語でやりとりをしていましたね。
はい。例えば、見ていただいた中学3年生は鎌倉遠足を終えた直後だったので、temple(寺), shrine(神社), school outing(遠足), one day trip(1日旅行), school trip(修学旅行), go hiking(ハイキングに行く), the scenery was beautiful(景色は素晴らしかった), buy a lucky charm(お守りを買う)といった表現を教員と生徒の対話の中で紹介していました。 中学1年生なら市川遠足の後。tired, bored, excited,といった感情表現を習っているので、遠足の感想を聞くことで確認をしていました。こういった表現はすでに習ったものです。習った表現を何度も聞いたり、話したり、書いたりすることで、定着すると考えています。結果的に同じ単語を無意識に何度も書くよりも、実体験と結びついて書くことで、より定着すると考えています。英語による雑談に意味ありということです。
雑談も工夫されているのですね。ところで、文法はどのように定着をはかっているのでしょうか?
和洋ラウンドシステムの初期はリスニングで文法に触れることはほとんどありません。しかし、いつまでも単語を羅列するだけのサバイバルイングリッシュでは困りますから、学年後半で触れていきます。とくにライティングをするときに生徒は文法が必要であると気がつきますので、そのときが文法導入&確認のチャンスです。書くとなると文法を意識せざるをえないと思うのです。
具体的な例はありますか?
例えば、授業では鎌倉体験を作文していました。書くためには主語動詞はいうまでもなく、動詞の時制なども意識しなければいけません。そこで「書きたい」→「書くためには文法が必要」と、その必要性を意識したところで、文法説明をすることで、理解を深めます。適切なタイミングで文法事項を導入し紹介することが大事だと思います。
文法ドリルは行なっていないのでしょうか。
ワークブックには取り組んでいます。もうほとんど大丈夫!という状況になってから最終確認でワークブックで文法問題などに取り組んでいます。他に気になった取り組みがあれば教えてください。
たくさんあるのですが、中学1年生で行なっていたイングリッシュマラソンが印象的です。日々の宿題を自分で考えて、それを保護者が確認するというのがとても良いと思いました。
ありがとうございます。最終的には勉強は本人が自分のためにするものです。しかし、最初のうちは大人による定期的なチェックがあると良いと考えています。保護者の方も協力的で大変助かっています。
本人、学校、保護者が連携している様子が伺えますね。
はい。生徒の勉強をサポートするのが保護者であり教師の役目です。御見学いただく前の予想と違っていた点などありましたか。
今回、見学したのが和洋ラウンドシステムのラウンド1ということでリスニング中心と伺っていました。見学前はCDを何度か再生して○×問題を行なって、どんどんと先に進んでいくものだと思っていましたが、予想と大きく異なり驚いています。
実は、CDを再生して○×問題を行なっていますよ。イラストを利用してストーリーを紹介しながら何度「か」ではなくても、何度「も」再生しています。また、教員が内容を英語で質問しているので、これは実質○×問題と同じことです。
内容確認もリスニングで行なっているということですよね?
はい、リスニング中心です。
リスニング中心といえば、授業の最初に全員で歌を歌っていましたね。
はい、英語の歌をリズムよく歌えるということは正しい英語のリズムで発音できることにつながります。正しい英語のリズムを身につけなければリスニング力は向上しません。もちろん楽しさのために英語の歌を歌うというポイントもありますが、リスニング向上のためであるということを定期的に生徒に伝えて目的をもって活動をしています。
あらためて話を伺うと、たくさんの工夫がされているのがわかります。和洋ラウンドシステムは英語力がつきそうですね。
そうであると信じて、生徒たちが頑張っています。本日はありがとうございました。
こちらこそ。ぜひ、次回は他の同僚も連れてきたいと思います。よろしいですか。
もちろんです!お待ちしております!
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