和洋国府台女子中学校高等学校

学校案内

校長挨拶

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校長 宮﨑 康

凜として生きる
自主自立の精神と、日本女性の美徳を備えた
エレガントな国際女性を育てます。

 和洋学園は、創立以来125年以上にわたり、「女性の自立」を目指して女子教育に従事してきました。時代が変わるとともに女性を取り巻く環境も変わりましたが、その変化の先の教育を実践してきました。この教育は、ただ単に技術を教えるのではなく、広い教養と日本人としての精神も養ってきました。

 和洋国府台女子中学校高等学校は、千葉県国府台の地に76年前に創立し、和洋学園での中等教育を始めました。建学の精神は、創立者堀越千代女史からの「女性の自立」を受け継いだ教育をおこなっています。国府台に居を構えてから堀越女史の薫陶を「和魂洋才」「明朗和順」と表し、教育方針にしてきました。3年前から改革を始め、「凜として生きる」女性の育成を教育方針としました。生徒が社会人になったときに、「凜として生きる」女性となって、社会に貢献できる人材の育成に励んでいます。礼法・芸術系授業・生活指導を中心に品格を修養し、実験実習を中心とした授業や検定修得などを通して広い教養を身に付けます。

 このような中で、生徒が本校での学びに受け身にならないように、生徒には「夢を持て!」「夢に近づく努力を惜しむな!」と伝えてます。夢(あるいは希望・目的)とは、生徒自身が一番なりたい社会人像のことです。この意図は、具体的な目的を持つことで、将来の進学や今やるべきことを具体的に考えられるからです。具体的に考えられれば、努力することに集中できます。そうすれば、生徒は夢に一歩一歩と実際に近づくのです。衝撃的な人との出会いや感動的な場面に遭遇して、夢が変わることもあります。それでも努力したことは無駄になりません。逆に努力していればしているほど、変わった夢への土台になります。だから今の夢への努力は、時を惜しまず努力して欲しいのです。このような努力に教職員一同は応援します。

教育方針

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百年を超え支持されてきた女子教育の伝統と、未来を先取りする指導は、女性の自立をめざす今の時代にこそ必要とされています。

中学・高校・大学までの一貫教育の場として恵まれた環境に施設設備を整え、「凜として生きる」を教育目標として明朗和順の徳性を涵養し、実験学習を重んじる学習と、徹底した生活指導に意を注ぎ、有為な日本女性を育成することを目的としています。

スクール・ミッション

「凜として生きる」自立した女性を育成します。

社会に出てどんな状況になっても信念を貫いて行動できる女性になるために、学校内だけでなく大学や企業などと連携しながらリーダシップを持って社会に貢献できる人材を育成します。

スクール・ポリシー

グラデュエーション・ポリシー(卒業して何ができるようになるか)

高い美意識に基づいた価値観を持ち、主体的に思考・行動できる

中学校

物事に対して正確な観察力と分析力を持ち、客観的に捉えることができる

高等学校

全コース 集団の中で自分を活かした表現により、社会に貢献できる
①特進コース
 豊富な知識を体系化し、広く深い教養に基づく思考力・行動力を身につける
②和洋コース
 探究心を持って、調査力・思考力・発信力を身につける
③進学コース
 さまざまな状況に対応できる順応性や表現力を身につける

カリキュラム・ポリシー(卒業までに何を学ぶか)

日本文化の学習を基に多様性を理解し、大学・企業と連携して社会との繋がりを学ぶ

中学校

書写・箏・茶道を通して日本の美意識や礼儀を学び、実験実習を中心に観察力を養う

高等学校

全コース 特設「探究科」・ICT・グループ学習を通して協働学習と表現を学ぶ
①特進コース
 早い段階から基礎的知識を修得し、応用力を中心とした学習を実施
②和洋コース
 探究科を中心に全ての教科で探究型授業を実施
③進学コース
 基礎的な学習を中心に、段階的に表現を中心とした学習を実施

アドミッション・ポリシー

中学校

本校の教育を理解し、自己実現をするためにチャレンジ精神を持って努力する人

高等学校

本校の教育を理解し、自己実現をするためにチャレンジ精神を持って努力する人
各コースではさらに
①特進コース
 基礎学力を基にして、さまざまな問題にチャレンジしようとする人
②和洋コース
 情報を整理・分析し、正解のない問題にチャレンジしようとする人
③進学コース
 基礎学力を身につけ、いろいろな表現方法を身に付けようとする人

学校生活

歴史・沿革

明治30年(1897年) 堀越千代女史、和洋裁縫女学院 を麹町区飯田町3-22(現在の千代田区富士見町富士見小学校前)に創設 。
明治34年 9月27日私立学校令により、私立和洋裁縫女学校と改称。以後この日をもって創立記念とする。
昭和3年(1928年) 専門学校令により、和洋女子専門学校に昇格。和洋裁縫女学校はそのまま存続。
昭和10年 文部省の推薦により、稗方弘毅が校長ならびに理事長に就任。
昭和11年 和洋裁縫女学校を和洋女子学院と改称。
高等女学校程度の本科普通科・本科師範科・和洋裁専修科・選科等を置く。
昭和21年(1946年) 和洋女子専門学校を市川市国府台の旧陸軍施設跡に移転。
昭和22年 和洋女子中学校を九段に設置。
昭和23年 和洋国府台女子高等学校 および和洋九段女子高等学校設置。
昭和24年 和洋国府台女子中学校設置。和洋女子専門学校を和洋女子大学に昇格。
家政学部生活学科・被服学科・大学別科を置く。
和洋九段女子高等学校・和洋女子中学校を和洋女子大学付属九段女子高等学校・同中学校と改称。
昭和25年(1950年) 和洋国府台女子高等学校・同中学校を和洋女子大学付属国府台女子高等学校・同中学校と改称 。
昭和28年 栄養士養成施設指定。
昭和29年 和洋女子大学短期大学部に国文科を増設。
昭和36年 和洋女子大学家政学部を文家政学部として英文学科を増設。
昭和41年 大学学部に国文学科、短期大学部に英文科を増設。管理栄養士施設指定。
昭和48年(1973年) 和洋女子大学短期大学部を和洋女子短期大学と改称。
田村謙治、付属国府台女子高等学校・同中学校の校長に就任。
昭和49年(1974年) 長瀬英一、理事長・学長に就任。
昭和54年 松田惇雄、理事長・学長に就任。
昭和57年(1982年) 和洋女子大学付属国府台女子中学校を市川市国分の地に移転 。
平成3年 田村謙治、理事長に就任。
平成4年(1992年) 和洋女子大学付属国府台女子中学校を 和洋国府台女子中学校と改称 。
高等学校・九段校もそれぞれ和洋国府台女子高等学校・和洋九段女子中学校・和洋九段女子高等学校と改称する。赤羽新一、和洋国府台女子高等学校・同中学校の校長に就任。
平成9年 和洋学園、100周年を迎える。
平成10年 4月、和洋女子大学文家政学部を人文学部と家政学部に分け、学科の名称を変更し、国際社会学科と生活環境学科を新設。また、和洋女子短期大学を和洋女子短期大学部と名称変更し、学科名称も変更。
7月、和洋国府台女子高等学校新校舎(第1期工事分)竣工。
平成12年 12月、和洋国府台女子中学校礼法研修棟、 「春望亭」 竣工。
平成14年 和洋女子大学大学院(人文学科・総合生活研究科)を設置。
平成16年 3月、和洋国府台女子高等学校メディア棟(第2期工事分)竣工。
平成18年 被服科をファッションテクニックス科へ改称。
平成29年 中学校を国府台キャンパスへ移動。
2022年 和洋学園、創立125周年。
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