和洋国府台女子中学校高等学校

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社会中学生が起業!?困難に挑む和洋国府台女子中学生【その1】

2019.04.22

実体験を重視している和洋国府台女子の授業。社会における授業も例外ではありません。先日も春休みを利用して、中学生は東京地方裁判所で裁判の傍聴をし、また、高校生は日本銀行も訪問してきました。
今年度の中学三年生は、会社設立について学習をして行く予定です。その学習は黒板の前で話を聞くだけではありません。座学に加え、東京証券取引所の支援を受けながら、実際に社長を選び、事業計画をたて、会社を設立します!
株式会社設立を中学三年生ができるのでしょうか。さっそく第一回の授業の様子を取材してみました。

中学三年生になると公民の授業があります。公民とは政治や経済について学ぶ分野です。政治とは行政の仕組みや憲法などを学習しますが、経済はどのような内容かわかりますか?
お金のこと?
はい、経済活動とは生産と消費を中心にする活動で、そこでお金が使われます! お金のこと、特に会社がどのように動いているかはなかなか実感を持つことができません。そこで、今年の三年生の授業では会社を創ります!
え?会社ですか?
はい。
模擬ということですね!?
いいえ、違います。全員が株主となり、さらに、この中の誰かが会社の社長や部長となって実際にビジネスの体験をしていきます。
まだ、イマイチピンと来ないところがあります。
確かに会社設立といわれても身近に感じることができず難しいところがあります。だからこそ学年目標にある通り、体験を通して学んでいきます。具体的には東京証券取引所から出資をえて会社運営をして行く予定です。
会社をつくるといってもお金がありません。
はい、ですから社長中心に事業計画をたて、株主となってくれる東京証券取引所にそれを説明して出資を得たいです。みなさんの事業計画がしっかりしていれば出資金を得られますが、しっかりとしていなければ資金を得ることができません。
どのような事業を立ち上げるのですか?
9月に学園祭がありますので、そこでの販売を目標にしていきましょう。ですから、ダイエット教室というような成果がわからないものはダメですよ。
(笑)どのようなものを販売するのですか?
それは今後、みなさんで考えていきましょう。
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