5月19日(月)3年F組 探究係
今回の授業では、茶会などで茶室に入る際の作法である「席入り」についてご指導いただきました。
今回は障子の開閉とお部屋を歩く事が主になっていましたが、床の間に飾られた掛物や花、道具類を拝見してから席につくことや、障子の開け閉めの所作が特に印象に残っています。
「茶席へお入りください」という合図である「手がかり」があることで、右も左もわからない初めて訪れる場所であっても、案内の人がいなくても、自然と目的の場所まで導かれる、そんな日本の茶文化の奥深さに強く感動しました。
また、授業ごとに床の間の花が変わることにも魅力を感じています。
たとえば、19日の授業では、鉈籠には大紫露草と甘茶、桂籠には縞葦、蛍袋、突抜忍冬、沢瀉、額紫陽花が生けられていました。
茶道では季節に応じた花や器、掛け軸が用いられ、「今」という一瞬の美しさを感じることができます。こうした体験を通じて、自分の感性を磨く良い機会になればと思います。
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