先週から、3学期の探究の授業が始まりました。
3学期の探究は「日本文化ゼミ」です。
今年度の日本文化ゼミは、「箏」「合気道」「日本画」「いただきますJAPAN」「算盤と和算」「探検(地域の成り立ちを探る)」「日本人の国際交流」「〇〇人らしいって何?」の8種類。
それぞれのゼミを学年の教員または専門の指導者が担当します。
日本文化の目的の1つ目は、自分が選択した日本文化に関する調査や体験を通じて、日本文化の特長を発見すること。2つ目は、レポートの書き方について学び、実際に各々の日本文化に関するテーマを決め、そのレポートを執筆することです。
今回は、「箏」の体験ゼミの紹介です。
本ゼミでは、初心者と経験者グループに分かれて、2名の専門の指導者に毎回お稽古をしていただきます。
併設中学出身の生徒は、中学2年生の時に1年間箏の授業を受けていますので2年振りのお稽古。高校で初めて箏に触れた生徒には、箏の部位の説明や爪の付け方から丁寧に教えていきます。
この日の授業では、初心者グループは童曲「さくら」に挑戦。力強く弦を弾き(はじき)ながら、素敵な箏の音を響かせていました。
このゼミを通して、美しい所作を身につけると共に和楽器(箏)の面白さと奥深さを感じてほしいと思います。