常磐大学・常磐短期大学主催の第11回TOKIWA高校生英語プレゼンテーションコンテストが10月18日(土)にオンラインで開催され、本校の高校2年生、小出詩祈さんが参加し、第2位になりました。このコンテストのテーマは、“Let’s think about SDGs on a local scale.”というもので、SDGs の17のゴールから 1 つ以上を選び、そのゴールに関連づけて、自身の体験や将来の目標などを英語で発表しました。小出さんのタイトルは“The Journey to an Inclusive Society”でした。小出さんは今年の夏フィリピンに行き、スラム街に住む人たちの話を聞き、貧困が原因で彼らは十分な教育が受けられず、将来にも希望が持てないことを知りました。小出さんは帰国してから教育格差についてさらに考えました。「フィリピンは貧困が原因で教育格差がある。日本はどうだろう?」小出さんが出した答えは「日本にいる外国人生徒は教育格差を受けている。」ということです。確かに日本は彼らに対して日本語教育などの手を差し伸べていますが、それだけでよいのでしょうか。外国人の生徒が日本を理解するだけでなく、日本人の生徒がそれぞれの国の文化を理解することで初めてお互いを理解し合うことになると小出さんは述べ、そのために小学校教育で、教科に多文化教育を盛り込む提案をしました。そして大学でさらに多文化教育を学び、小学校の先生になりたいと締めくくりました。
Youtubeにて期間限定でコンテストの様子を見ることができます。
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小出さんの出場時間39:00-51:54
小出さんの表彰時間2:46:44- 2:48:46