和洋国府台女子中学校高等学校

教科

探究和洋茶道 14週目

2023.10.03

9月21日(木) D組 探究係

本日の授業では襖の開け方、締め方について学びました。

 まず、亭主側はお客様がお部屋にお入りになる前に、入り口の手がかりを数cm空けておきます。これをすることでお客様へ「どうぞお入りください」という意思表示をしているそうです。

襖の開け方ですが、戸から近い手を引き手にかけて、幅の3分の2程度まで開けます。その後、手を反対にかえ、棧を押して開けきります。そして礼をしてお部屋に入ります。締める際は、引き手が見えない場合は戸から遠い手を引き手に掛け、3分の2程度閉めます。逆の手で持ち変えて最後まで閉めます。

 最後に襖を閉めるお客様は、襖をわざと音を立てて閉めることで、最後のお客までお部屋の中に入ったいうことを亭主側に知らせる合図になります。様式的な全ての作法には、相手に対する洗練された思いやりが込められていると理解しました。

本日のお菓子は「小芋まんじゅう」という和菓子です。里芋を皮ごと蒸した’’衣被(きぬかつぎ)’’をかたどった「小芋」は十五夜の別名「芋名月」にちなんでいるということです。季節を感じられる美味しい和菓子でした!

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