9月14日(木)3年G組 探究係
本日は、前半組が蹲踞(つくばい)で茶室に入る前に手を清めるための手順、後半組が自分たちでお茶を点てる「自服」と分かれて学習をしました。
蹲踞では、一人ずつ丁寧に指導していただきました。
蹲踞の語源は手水を使うときのしゃがむ姿勢、蹲うことに由来しています。今回はお茶席に入るまでの所作でしたが、この方法は神社などの仏閣に参拝するときと手順自体は変わらず、また体を清めることで心も共に清めるという意味があるそうです。
清めるために汲んだお水は最後の一滴まで無駄にしないように使う。また、最後に柄杓の柄も水ですすぐと習いました。
自服では、自分たちでお茶を点てるだけでなく、使った茶碗をきれいに拭きました。一つ一つの動作を丁寧にしようと意識しすぎてしまい、力んで手が震えてうまくできませんでしたが、先生が助言をくださったのでなんとか手順をこなすことができました。
和菓子は満月を連想させるような、山吹色の色鮮やかな「武蔵野」というお菓子でした。芒の絵がシナモンで表現されていて、その風味が口の中に広がり、十五夜の満月の姿が目に浮かびました。
今回は、和室での入室からお道具の片付けまで自分たちで行いました。しかし、まだ至らない点が多くあったので精進していきたいと感じました。