9月5日(火)3年B組 探究係
本日の授業では、クラスを2分割し前半の生徒は自分達でお茶を点てました。
今回のお菓子は、「着せ綿」。9月9日は重陽の節句であり、この日は別名「菊の節句」とも呼ばれています。
「重陽」という呼び名は、陰陽道で「陽」とされる奇数(九)が重なっていることに由来します。
そして、菊はその香りから邪気を払うとされている事から、重陽の節句の前日である8日の夜、菊の花に綿(わた)をかぶせ、翌朝 菊の香と露を含んだ綿で体を拭くと延命長寿が叶うとされていました。この風習を模したお菓子が今回頂いた「着せ綿」です。
後半の生徒は、蹲居(つくばい)で手を清める作法を教わりました。水鉢の前にうずくまる、つまり「しゃがむ」ことから「蹲踞」と呼ばれます。 水鉢から柄杓で一杯の水を酌み、手を洗い、口をすすいで、茶室に入る前に、心身を清めます。
実践をしたことにより、いつもより気持ちよく和室に入室できました。