和洋国府台女子中学校高等学校

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英語市川市中学校英語発表会

2021.09.18

例年9月に行われている市川市中学校英語発表会ですが,今年は2年ぶりの開催となりました。

本校からは中1より1名,中2より2名,中3より2名の計5名で参加しました。本大会に参加した生徒を選出するまでに校内では予備選考を行い,この5名以外にも多くの生徒が自分の英語力を駆使して相手にメッセージを伝えるということに挑戦してくれました。
こうした姿勢に教員陣も誇りを感じながら今年のスピーチコンテストへの道のりはスタートしました。

例年であれば夏休み期間に大会出場者とは練習をすることが通例となっていましたが,今年は新型コロナウイルス感染症の第5波と重なったこともあり,生徒・教員ともに苦しい時期を過ごしました。
夏休みから大会前日までは最小限の対面練習と足りない部分を補うためのビデオ通話での練習を組み合わせて練習に励みましたが,それでも生徒自身の個人練習が必要となる部分も多く,例年に増して生徒自身が思考し自らのスピーチを向上させたという印象が強く残りました。

このスピーチコンテストでは部門が大きく2つに分かれます。スピーチ部門(Exhibitionを含む)では自らの考えを英語で表現することが求められますし,暗唱部門では予め用意された原稿に自分の感情を乗せて聞き手に向けて鮮明に表現することが求められます。
スピーチ部門に出場した生徒は春先から自分の考えをまとめ,何度も何度も先生と英語の原稿を書き直すという作業を経て,それをどう聞き手に伝えるかということを考えてきました。
また暗唱部門では,時には辞書を引きながら読み上げる英文の書き手の意図を理解し,繰り返し練習しているうちに他者の考えであったものが生徒自身の中に取り込まれているような気配さえ感じられました。

本番当日,ステージに立つ生徒の顔は拭いきれない不安とそれを打ち消すかのような自信が交差した表情が見られましたが,大会終了後は全員がすがすがしい顔で会場から出てきました。
大会である以上順位が付くことは免れませんが,今回の経験が生徒自身の中で自分を光らせる一つの大きな要素となることを願っています。

改めて今回のスピーチコンテストに参加した生徒の皆さん,good job!

■受賞者
 ・スピーチ部門(Exhibitionを含む)
  中2 鎌田さん Fetal Memory (5位入賞)
  中3 小出さん Embracing Our Differences (3位入賞)
 ・暗唱部門
  中3 吉沢さん A Youth Activist’s Call to Action (2位入賞)

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