和洋国府台女子中学校高等学校

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国語親しむことで古典力をアップする(中学国語)

2019.08.09

長く楽しい夏休み、3週間が過ぎようとしています。和洋生の楽しみのひとつ、夏期講座1期目が5日間に渡り、開催されました。高校生の夏期講座は、受験準備講座がほとんどで、苦手分野に取り組んだり、演習を積む時間を設けたり、授業よりもさらに専門的な内容だったりと、通常の学校生活よりも難しいことにチャレンジできます。


一方で中学生対象の夏期講座は多岐にわたります。たとえば、水郷の里佐原の町歩き(社会)、臨海実習(理科)など体験も交えた夏期講座が多く開講されます。国語として開設するのは「古典に親しもう」という夏期講座。中1~中3までがグループになり、古典作品を研究して、「研究成果」を発表しました。5日間に及ぶ夏期講座はどのようなものだったのか紹介します。



DAY 1: 有名な古典作品に親しむ日


自分が担当して親しくなる作品が決まり、一緒に研究するグループのメンバーと仲良くなる。


DAY 2: 担当する作品について概要を学習する日


中3がリーダーとなって分担した内容を、個人それぞれで取り組み、進める。


DAY 3: 調べてきた作品概要をグループ内で整理し、夏期講座の教室で発表する日


発表後は、さらに詳しく、おもしろく、親しみ深い作品として紹介できるよう、オリジナルの発表用作品の作成に入る。アイディアを形にするのは難しい!


DAY 4: 発表用作品の作成をひたすら進める日


発表時間10分をどのように使うかも考えながら、「親しもう」を目指して作品作成に励む。みんな大忙し!


DAY 5: 「古典に親しもう」最終日


作成したものを用いて、担当した古典作品について親しめるように発表。お互いに感想を述べあい、発表の良いところや、作品のおもしろいところをみんなで確認できました。



発表会では、中3が大学のオープンキャンパスのために参加できず、1年生だけで堂々と発表するグループもあれば、教室全体に声を出して作品を読み上げさせて、作品の暗唱を目指すグループもありました。まだ誰も学んだことのない作品の担当になってしまい、図書館の本を何冊も使って作品を完成させたグループもありました。本当にいろいろ形でどのグループもがんばりました。


今回親しんだ古典の内容を今後、様々な場面で活用していってほしいです。学んだ知識、内容を人に伝えることで、もっともっと、古典と親しめるはずです。


令和記念、この夏だけの特別編。


今回の夏期講座で作成したものを、8月24日のオープンスクールイベントで使用します!中学生が作った、古典について学べる作品を用いて、小学生対象の「中学国語授業」を実施します。本校生徒の学習での取り組みを、小学生のみなさんにもみていただける良い機会になるはずです。ぜひ、24日のオープンキャンパス、国語の授業に参加申し込みしてくださいね。



オープンスクール申し込みの詳細はこちら。

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