和洋国府台女子中学校高等学校

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国語【今年こそは「と思う」と言わない意見文】学園祭で発表!大舞台に立つのは誰だ!?

2019.06.24

 みなさんは、社会に対する熱い思いを持っていますか。社会で起こる様々な出来事に対して、日々アンテナをはって生活を送っているでしょうか。
 和洋の中学生は、毎年この時期に、作文を書きます。多くの問題を抱えた社会に向け、自分が興味関心を持っていることについて深く掘り下げ、意見文として作成するのです。データをもとに自分たちができることを提案したり、あるいは、宇宙に対して、地球に対しての危機感を共有するべく呼びかけたり、研究、調査を通して自分が見つけた方策を主張したりします。この「社会を知ろう・意見文を書こう」というイベントは、3学年全体で行われ、秋に行われる「中学校弁論大会」に出場する生徒の選抜も兼ねています。
 通常「作文が上手に書ける」からといって、「人前で上手に話せる」わけではありません。しかし和洋では、意見文そのもので弁論大会に出場する生徒を決定します。選ばれた生徒が舞台に立つことが苦手である場合もありますが、作文も舞台発表も表現力向上の機会。どのように表現すれば自分の主張が伝わるのか、一生懸命考えて発表に向けての練習を重ねます。立つ舞台は、収容可能人数が軽く千人を超す、本校の講堂です。
 昨年の弁論大会では、たとえば人工知能について、相撲の土俵に女性があがることについて、ドバイでの自分自身の経験から発展して、人種や差別に対する考えについて、活字離れという社会問題、平和は愛で作られるという願い等、多様な内容が代表者によって発表されました。
 今年の秋、弁論大会の大舞台に立つのは誰になるのでしょう。今日も図書室では自分の意見の根拠を探す中学生の姿が見られました。3学年合同でのイベントを通じて、後輩は先輩の姿をみて学び、上級生は、後輩に範を示すことができるよう、それぞれ全力で取り組んでいます。

授業の一コマ

生徒諸君、今年もこの時期がやってきましたよ!
何のこと?
梅雨入り前のこの時期、自分の思いを大いに告白する、中学3学年みんなで取り組む大きな国語科のイベントと言えば?
意見文だ!
そうです、意見文です。
じゃあ先生、今日の授業は図書館ですか?
図書館に行きたいの?
だって、「根拠」を探さないと!
新聞記事を集めたい。
CAL教室ではだめですか?インターネットで調べたいです。
この前のディベートの内容を使ってもいいですか?(ざわざわとひとしきり)
はいはい、では、今年の意見文についてのルールを確認しましょう。まずは、去年よりもいい作品を書く!
… (無言)
それから、「~と思う」は使わない!
… (また無言、一部、小さな声で「使っちゃうよねぇ」との発言もあり)
それから、譲歩構文を使う!
… (メモメモ)
そして、誰に対する意見なのか、ターゲットを定める!
どういうことですか?
ぼおっと書かないということです。具体的に説明すると、自分が書いていることは、誰にきいて欲しいのかを考えるということ。たとえば、友人に対して言いたいことなのか、学校に向けて主張したいのか、それとも政治家にもの申す、そんな勢いなのか、自分が、誰に向けて、どのような提案をしたいのかをよく判断して書いてほしいということです。 では、ルール5つめ。
まだあるんですか?
最後のルールです。これは、毎年共通するルールです。なんでしょう。
「自分らしさ」
そう、その通りです。あなたしか書けないことを書く。調べたことをまとめるのではなくて、あなたらしい、あなただから言えることを見つければ、それは特別の意見文になるんでしたね。どのルールも大切だけれど、今年は上級生、特にルールの4つめと5つめ、必ず意識して書いていきましょうね。
はい!
では、今日は授業後半は図書館に行きますが、前半は作文関連知識のおさらいをしましょう。資料集で確認します。…

まとめ

中学3年生へ向けた意見文を書くときのルールは
  • 去年よりも良いものを書く
  • 「~と思う」を使わない
  • 譲歩構文を使う
  • 誰に向けて書いているのかを考える
  • 自分らしさのある文章を書く
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