数学(算数)と聞くと苦手意識を持つ人が多いようです。公式を覚えて、その公式に当てはめて問題を解いていくというイメージがありますが、和洋国府台女子が求めている数学力はちょっと違います。
どのような数学力を養いたいのか?
この問いは、中学校からの数学授業だけでなく算数の入学試験にも通じる想いが秘められています。数学科高橋先生に、学校で利用された定期試験をもとにしながら話を伺いました。
24 - 4 = 20ですね!
4 x 2 = 8 36 - 8 = 28ですね。
1 2 3 4 5 12 20 28
28 + 8 = 36正方形5個の場合は
36 + 8 = 44
8n + 4 ( n = 1, 2, 3...)という式になります。しかし、この式を覚えることに意味はありません。単なる公式暗記ではなくて、「なぜ」そうなるかを考えることが大事です。なぜその式や答えになるのか、そうあらわすことでどんな良いことがあるのか、物事の特徴をとらえる重要性をしっかりと授業で学んでいます。そして、このような数学的な見方、考え方は社会生活でも将来役に立つと思います。