6月24日(火) 3年B組 探究係
今回の授業では、クラスを二つのグループに分けて、それぞれがお茶を点て、お客さん役の人に飲んでもらう体験をしました。お茶を点てるのは今回で2回目ということもあり、まだ慣れないながらも真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。
お菓子には「夏萩(なつはぎ)」という、夏の時期に咲く萩の花を模した和菓子が出されました。茶道では季節感が大切にされており、その時期に咲く花や風物詩をモチーフにしたお菓子が出されることで夏の涼しげな風景が感じられました。
また、お茶をお客さんに出す際には、お茶碗の柄が自分ではなく相手に見えるように置くことやお客さんが三口ほどで飲みきれる量を点てることなど、細かな心配りが求められます。そうした配慮には、相手への思いやりが込められており、社会に出てからも大切な姿勢だと感じました。
この授業を通して、将来、直接茶道に関わる機会は少ないかもしれませんが他者への気遣いや思いやり、礼儀や常識といった面で社会生活に活かせる学びを身につけていきたいと思います。
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