和洋国府台女子中学校高等学校

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探究和洋茶道2024 第13回

2024.12.03

今回の授業は、お茶を点てたりお菓子を用意して振る舞う水屋側と、振る舞われたお茶やお菓子をいただく客側に分かれてお茶会を開きました。お茶会は2回に分けて開催され、全員が水屋側と客側の両方の役割を経験しました。
お菓子は、丹頂鶴をモチーフにした練り切りでした。床の間には、加茂本阿弥という種類の椿が生けられ、表千家14代而妙斎の書である「青松多寿色」が掛けられていました。これは、『せいしょうじゅしょくおおし』と読み、青い松はお祝い、寿は長寿を表していることから、「移ろうことのない不動の青さの松こそ、寿の色」という意味をとることができ、私達の高校卒業の祝福の意味を込めて掛けてくださっているそうです。ありがたみをもってしっかり拝見をしました。
 今回と前回のお茶会で、1年間の茶道の授業を通して学んだことを最大限に活かせたと感じています。これからの日常生活において茶道そのものを使う機会はそう多くないと思いますが、茶道によって学んだ礼儀作法を活かせる場面はたくさん訪れると思うので、学んだことをしっかりと頭に入れておきたいと思います。

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