中学3年生は社会科の授業の一環で、「起業体験プログラム」を実施しています。
9月21日・22日
本校の学園祭、煌星祭(きらぼしさい)が無事、終了しました。
4月から始まったこのプログラムも佳境に差し掛かりました。いよいよビジネスの本番、となった学園祭当日。
開店前は「本当にできるのだろうか」といった不安を抱えていた生徒が多かったように思います。
しかし、いざ開店してみると、多くのお客様が各企業に列を作り、賑わいを見せました。さらに今回生徒たちが販売した商品の仕入れにご協力いただいた企業様が、各クラスを訪れてくださるという貴重な機会もありました。お忙しい中、足をお運び頂き生徒たちにとって大変励みとなりましたことを、この場をお借りして感謝申し上げます。
初日に予定していた売り上げをあげることができなかった企業、逆に予想以上の売り上げをあげ、2日目の商品が足りなくなってしまった企業、お客さんの誘導がうまくいかず混乱させてしまった企業など、初日は予想外の出来事や反省点も多くありました。そういった課題に対応するため、生徒たちは自主的に話し合い、2日目の営業に向けて売り方や対応策を考えました。
その結果、2日目終了時には全企業が見事に予定していた商品を完売することができました。中には、自分の所属する企業でない企業の宣伝をして商品販売をサポートし、売り上げに貢献する生徒たちもおり、協力し合う姿が非常に印象的でした。
学園祭終了後、生徒たちの表情は晴れやかで達成感に満ち溢れており、生徒たちの成長を実感することができました。とはいえ、本プログラムはここで終わりません。11月に予定されている株主総会まで気を抜かず、しっかりと取り組んでほしいと思います。
引き続き、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。