和洋国府台女子中学校高等学校

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教科

国語社会を知ること、自分を知ること

2020.02.19

高校1年生国語総合では授業の最初に「新聞スピーチ」を行っています。クラス毎に少しの違いはありますが、基本的には以下の手順で進めています。
①気になる新聞記事を選び、要約する。
②その記事に対する自身の立場を論理的にまとめる。
③それを専用の原稿用紙にまとめ、発表する。
④聴いている生徒は記録用紙にジャンル分けしながら記事と意見を記録する。
⑤発表後、記事の内容についてミニディスカッション。
(他の生徒とのやりとりや先生からの質問に応じる等)
⑥書いてきた原稿用紙は掲示板へ。興味を持った他のクラスの生徒や先生にも読んでもらい、広く意見を募る。
⑦発表が進んだら、生徒同士記録用紙を確認し、記録の仕方について評価し合う。

発表用の原稿は、「根拠を示す」「賛否の立場を明確にする」「譲歩構文を用いた構成でまとめる」「常体で書く」等、いくつかの決まり事に沿って書きます。論理的な文章の基本的な構造を学ぶことも目指しているからです。
さらに、発表の記録をしっかりとると、誰がどのような記事に興味を持っているのかがわかります。そして、自分自身の発表を前回と比べることで、興味関心の移り変わりや成長を感じることができます。もちろん人前に立って発表する度胸が身につき、人の話の要点を掴みまとめることにも慣れていきます。

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