合唱コンクール開催 一体感あふれる!
2019.12.14
本日は中学合唱コンクール。中学生各クラスはこの日のために、準備、練習をしてきました。
なぜ合唱コンクール?
本校では『凜として生きる』という教育理念の掲げて、日々の教育活動を行っています。
その柱は3つあり、その中の2つが「周囲に思いやりを持ち、物事に挑戦する逞しさをもつ」「文化を尊重し、豊かな表現力を持つという」です。
一見、合唱とは関係ないように思うかもしれませんが、合唱コンクールを終えた生徒の皆さんなら、この教育理念と合唱コンクールの関連性がわかるのではないでしょうか。
合唱はクラス発表です。クラス全員が声を出して、ハーモニーを持たなければ、成立しません。言い換えれば、友人を思いやり、力を合わせていかなければ、豊かな表現は生まれないといえるでしょう。
どのクラスにおいても、当日を迎えるまでに様々な困難があったと思いますが、それを乗り越えて、今日はすばらしい発表でした。
学年合唱の意義
ここはまほろば わがまほろば
いつか帰ろう この地に
友と過ごした日々 忘れることはない
これは3年生が学年合唱で歌った本校オリジナルソングにおける歌詞の一節です。作詞作曲も本校オリジナル、歌う人も演奏する人も本校生徒。まだ産声を上げてからまもない曲ですが、3年生全員で歌っている様子は心に染みるものでした。
A組、B組というよりも、全員で3年生というまとまりを強く感じることができた、嬉しいひとときでした。
また、今年度より全体合唱として『マイバラード』を歌うことになりました。中学1~3年生全員で声をそろえて歌うことで、自分の存在が周りと一体化し、響きに包まれる体験はとても楽しく、何にも変えがたいすばらしい体験となります。歌いながら、生徒の皆さんが合唱の良さを味わってくれていたらうれしいです。
注目の結果は?
1年生は、どのクラスも最終授業のときを上回るパフォーマンスを披露していました。きっと直前まで練習をした成果だとおもいます。来年さらにすばらしい歌声を響かせてくれることでしょう。
2年生は、熱のこもった合唱。気合が感じられる演奏であったと思います。
3年生は、一体感のある演奏だったと思います。これで合唱コンクールは最後となってしまいますが、何らかの形で歌う機会を持ち続けてほしいと思います。
どのクラスもすばらしい発表でしたが、結果は以下の通りです。
優勝:2年A組
2位:2年C組
3位:3年B組
聴衆賞:2年A組
受賞したクラスのみなさん、おめでとうございます。
優勝したクラスは、2学期終業式、全校生徒の前で発表する予定です。
最後になりましたが、寒空の下、鑑賞にお越しいただいた保護者の皆様にあらためてお礼申し上げます。本日はお忙しい中、ありがとうございました。