和洋国府台女子中学校高等学校

教科

芸術リコーダー上達への道 (6) 「新たな課題」

2019.06.10

リコーダー上達への道「千絵とリコーダー」
【これまでのお話】
(1)「出会い」
(2)「2つの課題」
(3)「音を出す意味」
(4)「合わせるもの」
(5)「背景」

金曜日。今日もレッスンを受けに来た千絵さん。

次はこの曲にしよう。知ってる?
SALUT D'AMOUR(愛の挨拶) エルガー
もともとホ長調の曲だけど、リコーダーで演奏しやすいハ長調に移調してあるんだ。
聞いたことはあります。難しそうですね。
技術面・表現面ともに前回の曲より難しいね。高い音が多いし、音が飛ぶからね。
音が飛ぶ・・?
連続する音と音の高さが離れていることを言うんだよ。・・・時間をとるから少し練習してみよう。♯の指使いは運指表を確認してごらん。
はいっ・・・~♪~♪~!!・・・~♪~♪~!!
先生、後半の高い音の部分がうまく出せません。
・・・ふむ・・・音がひっくり返っているね。・・・高い音の出し方には2つコツがあるんだ。高い「ミ」以上の音を出す時、どうするように教わった?
はいっ、左手の親指で抑えている穴を少し開くと教わりました。
指で押さえる穴のことを「トーンホール(音孔)」というんだ。堀さんの言う通り、背面のトーンホールを少し開くんだ。じゃあ、堀さんはどのくらい開いてる?
はいっ、半分くらい開いてます。
背面のトーンホールを開く割合は1~2割くらいでいいんだよ。
1~2割!!?そんな少しでいいんですか。
その通り。こんな感じだよ。
あっ、私、爪を立てるようにしていました。
指の動きになるべく無駄のない形が望ましいんだ。ほんの少しだけ、左手の親指を上下にずらすようにすると、高い音と低い音の変化にスムーズに対応できるようになるよ。
・・・確かに、親指を少しずらすだけだと爪を立てるより無駄がないですね。
あとは、高い音を出すときは少し強めに吹くと良いよ。
わかりました!その2つを意識してやってみます!~♪~♪~♪(*^_^*) 高い音、上手くできました!
いいね!その調子で高い音の出し方に慣れていこう!
はいっ!~♪~♪~♪・・・先生、この曲の一番高い音は、高い「ラ」ですが、ソプラノリコーダーはどこまで高い音がでるんですか?
運指表に書いてある通り、高い「ラ」より上の「レ」までなんだ。音階で低い音から順に吹くから聞いていて。
わー!すごく高い!
高い「ラ」より上の音は指使いが独特なうえに、音がはずれやすから難しいんだよ。
練習してみます! ~♪~♪~!!

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