【じゅん菜池】身近な自然についての特別講演会

和洋国府台女子の理科教育では、実生活とも結びついた学習を推進しています。
今回の活動の一つは、市川にある自然豊かなじゅん菜池を利用した学習です。

中学1年生では春の遠足、冬の渡り鳥を中心に自然観察のフィールドワークを行います。
そして中学3年生では、自然とのふれあい方を学び続けたまとめ学習として授業に取り入れています。
今年度もじゅん菜池の自然と自然保護について、「ジュンサイを残そう市民の会」の方たちに講師をお願いして講演していただきました。
市川で稀な動植物の保護活動を行い、HPで紹介しています。

今回は感染症対策もあり、オンラインで説明いただき、生徒の疑問に答えていただきました。

まず、ジュンサイ池の特徴や生物についてスライドで丁寧な説明をいただきました。
本日のスライドではカワウとウナギが格闘している写真を見る機会にも恵まれました。ウナギは大きく、長い年月をかけて成長していることがよくわかりました。

また生徒の質問には身近な動物の話まで答えていただきました。
カラスが多いのは何故ですか？
この質問に餌場とねぐらがそろっていることを挙げていただきました。

生徒は自然を感じる迫力ある写真とその説明に納得しながら、ワークシートに内容を記録していました。

今回の企画は「ジュンサイを残そう市民の会」本校元教諭の禿先生をはじめ、野鳥や昆虫の専門家でもある田中直義氏など多くの方の写真やHPの協力があり、コロナで自粛が続く中、開催できたことにとても感謝しております。ありがとうございました！