第75回中学校卒業式・修了式を挙行いたしました
2026.03.19
第75回中学校卒業式を挙行いたしました。
在校生の修了式を挙行しました。
式が終わるころには雨も上がり、満開の桜の中、厳粛に式を執り行なうことが出来ました。
学校長式辞
中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者の皆様におかれましても、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
小学校に入学してから9年が経ち、これで義務教育が修了します。今日までの9年間は、将来どのような道に進んでも必ず必要となることを学んできた時間でした。それは勉強だけでなく、人との接し方や、他の人と協力して物事をやり遂げる力も含まれます。小学校4年生から6年生までは、学習面でも人との関わりの面でも、最も大切な基礎を築く時期でした。しかし、皆さんは新型コロナウイルスの世界的流行により、小学校高学年の時期を思うように過ごせなかったことと思います。
そのような経験を経て本校に入学してからは、学校生活も徐々にコロナ禍以前の姿を取り戻しました。体育大会や学園祭のように、クラスで一つの目標に向かって取り組む経験は、ほぼ初めてに近いものだったのではないでしょうか。中でも企業体験プログラムは、皆さんにとって大変貴重な経験になったことと思います。
多くの人とともに活動することは、楽しいひとときである一方、友達と意見が合わず悩むこともあります。しかし、その両方を経験することがとても大切です。楽しいときには、仲間との一体感や達成感を味わい、心が弾んだことでしょう。そのような経験は、さらなる挑戦への意欲を生み出します。
一方で、悩むときには物事を深く考えるようになります。深く考えることは、若い皆さんにとって非常に重要です。ただし、10代の皆さんは、考えがマイナスな方向や自信を失う方向に傾きやすい面もあります。深く考えること自体は良いことですが、必要以上に悲観的になる必要はありません。悩みの中で、「どうすれば一歩前に進めるか」を考えることが大切です。
人は一人では生きていくことができません。多くの人と関わりながら生活していきます。そのためには、仲間とともに達成感や一体感を味わう経験が重要です。同時に、困難な状況においても一歩前に進もうとする気持ちと、そのために考える経験は、これからの人生において自分自身を支える力となります。皆さん一人ひとりが、他の人にはない大切なものを必ず持っています。だからこそ、社会の中で必要とされる存在なのです。自分に自信を持ちつつ、謙虚さを忘れず、自分のため、そして人のために行動できる人となれるよう、高校進学後もさまざまな経験を重ねていってください。
最後に、保護者の皆様、これまでの子育てにご尽力いただき、誠にお疲れさまでございました。これからの3年間は、お子様が大人へと成長していく大切な時期となります。お嬢様方は次第に自立へと歩みを進め、これまで以上に多くの経験を積んでいくことでしょう。まだご心配な点も多いかと存じますが、一歩引いて見守りながら、人生の先輩として支えていただければと思います。私たち教職員も、引き続き皆様とともに成長を支えてまいります。本校を巣立たれた後も、何かございましたらいつでもご相談ください。お嬢様方が社会で大きく羽ばたいていけるよう、これからもともに歩んでまいりましょう。
結びにあたり、皆さんのご卒業を心よりお祝い申し上げます。