お知らせ
修学旅行二日目の夜は、夕食後に龍踊り(じゃおどり)を体験しました。
龍踊りは、長崎の伝統芸能の1つで、中国から伝わったとされる舞いです。五穀豊穣や商売繁盛を祈る意味が込められており、龍が天に昇るように勇壮に舞う姿がとても印象的です。
体験では、まずプロの方々による迫力のある踊りを見せていただきました。その後、クラスごとに、楽器を担当する人、龍を持って踊る人に分かれて指導を受け、実際に龍踊りを行いました。太鼓や銅鑼の音が鳴り響く中、龍を動かす人たちが息を合わせて動き、まるで本物の祭りのような一体感が生まれました。
生徒たちからは、次のような感想が寄せられました。
「龍踊が意外に重くて印象的だった。」
「地域の文化や伝統の大切さをより感じることができた。」
「もともと中国の伝統だったので、服装や色合いが明るいと感じた。」
「龍踊りがとても迫力があって面白かった。」
また、事前学習で龍踊りの歴史や使用される楽器について学んでいた生徒からは次のような声もありました。
「楽器の一つ一つに音の役割があり、西洋の音楽とはまた違った印象を受けました。実際に体験では銅鑼を担当しました。銅鑼は音楽の統制をとる重要な楽器だと学んでいたので、慎重に演奏しました。他の楽器の役割も理解していたので、より一層一体感を感じながら楽しむことができました。」
生徒たちは、長崎の伝統芸能に触れながら、音と動きが調和する表現の魅力を体感することができました。


