和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

女性のキャリア教育を次のステージへ ― 「自分で選ぶ体験」が、未来を動かす ―

2025.10.31

本校の取り組みが多数のメディアに掲載されました!
Newsweek、LINEニュース、Infoseekニュース、マイナビニュース等


和洋国府台女子中学校高等学校は、令和8年度(2026年度)から新たな教育改革に踏み出します。
テーマは「自分で選ぶ体験」。
社会の変化がますます速くなる今、必要なのは“与えられた学び”ではなく、“自ら選び取る学び”です。
和洋国府台は、125年以上にわたって育んできた女子教育の伝統を大切にしながら、未来を切り拓く力を育てる「女性のキャリア教育」を次のステージへと進化させます。

◆ 土曜日の体験プログラム「ツナグヒ」を新設

土曜日は教科の授業を行わず、体験型プログラム「ツナグヒ」を開設します。
「ツナグヒ」は、“自分と社会をつなぐ日”を意味し、生徒自身が学びを選択し、参加します。AIリテラシーを学ぶ講座や起業体験プログラムなど、たくさんの講座から自分で選んで参加することで、生徒一人一人が主体的に新しい経験を手に入れることができます。

さらに、土曜日の使い方を自由に選べるようになることで、ボランティアや外部プログラム、オープンキャンパス、旅行など、これまで時間の制約で諦めていた体験にも、学校を欠席せずに挑戦することが可能になります。
月に1回程度の全員登校日には、共通のプログラムを通して仲間と学びを共有します。

◆ 授業時間・カリキュラムを再構成し、学びの質を高める

授業時間を1コマ50分から45分に変更し、昼休みを50分に延長。平日4日は7時間授業とし、総授業時間を維持します。
週の真ん中、水曜日は14時40分で授業が終わるので、予習・復習、読書、探究など、自分のペースで過ごす時間を確保できます。
「集中して学び、ゆとりをもって振り返る」サイクルを生み出し、思春期の女子が心身のリズムを整えながら、安心して力を発揮できる環境を整えます。

◆ “好き”をきっかけに、社会を動かす力へ。

本校ではこれまでも、日本文化教育、実験を重視したサイエンス教育、異文化体験プログラムなど、五感で本物に触れる学びを重ねてきました。
令和8年度からは、その学びをさらに一歩先へ。学校が、「未来へのきっかけ」を見つける場所となります。

1897年の創立以来、和洋学園は「女性が自立し、自分の人生を選べるように」という創立者・堀越千代の志を受け継いできました。
令和8年度の改革は、その理念を今の時代に合わせて再び形にする挑戦です。

和洋国府台女子中学校高等学校は、これからも、生徒一人ひとりの“本当の物語”が育まれる場所として、女子教育の新しいかたちを創造してまいります。

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