2学期終業式が行われました。

校長講話
　いよいよ年の瀬、2021 年が終わろうとしています。 １ヶ月前のことですが、日本のプロ野球で日本一になったのがヤクルトスワローズです。 ヤクルトスワローズは昨年最下位のチームでした。それが今年の優勝チームです。ほとんど同じ選手で同じ監督なのに結果が全く逆になりました。なぜでしょう。最下位だった昨年のことを徹底的に原因を探求し、勝つためにどうすれば良いかを監督を中心に選手が一丸となって考え実行したからだと思います。同じ人間でも、気持ちの持ち方や気持ちを持ち続ける強い精神力を持つことでたった１年で変わります。ただ今年日本一になったからと言って来年も同じとは限りません。常に過去を振り返りつつ将来が良くなる工夫を続けることが大切です。
　この話は前触れで、１２月の終業式でいつもと同じことを言います。今年一年を振り返って来年は｢こうするぞ！｣と思い巡らせるのに、年末からお正月にかけては良い機会です。 ｢一年の計は元旦にあり｣と言われます。お正月に｢今年はこうするぞ！｣という目標を立ててみて下さい。そして来年の今日までやり通してみて下さい。新しい自分が生まれている かもしれません。
私自身面倒くさがりだったので、30 年以上前のお正月に｢思い立ったが吉日｣という目標を立てました。面倒くさいことはいつも後回しにしていた自分に、１年間｢思い立ったが吉日｣と言い聞かせてすぐ動くようにしました。良かったので数年続けました。30 年以上経った今もすぐやるべきことは大体行動するように体が動いています。
　さて皆さんも今年一年を振り返って、来年が来るまでに｢こうするぞ！｣という基を考えてみましょう。今年１年が良かった人は好調をどう続けるか、今年１年悪かった人はどう変えたいか。１分間目を閉じてこの１年間を思い出して下さい。｢はい｣と言ったら目を開 けて下さい。それではいきますよ。はい目を閉じて。目を開けて下さい。いかがでしたか？ 何か感じましたか？
最後に来年１月８日(土)が始業式です。また皆が元気で会えますように、家のお手伝いをして勉強して体に気を付けて事故のないように気を付けて、約３週間を過ごして下さい。 皆さん良いお年を。