和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

令和3年度 入学式

2021.04.12

2021年(令和3)4月8日
良いお天気に恵まれ、午前は中学校、午後は高等学校の入学式がおこなわれました。

学校長式辞

 生徒の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。本校に入学して頂き教職員一同感謝とともに、とても嬉しく思っています。ありがとうございます。

○中学生に向けて

 新入生の皆さんは中学校がどんなところだかイメージできますか?なかなかイメージできなくてドキドキしている人もいることでしょう。友達ができるか心配もしている人もいるでしょう。しかし慌てないでください。無理をしないで、だんだんと学校生活に慣れてください。皆さんは様々な地域から通ってきます。1人1人感じ方や考え方が違っています。その違いをお互いが認めあって受け入れていくことが大切です。
 中学生になると、自分で考え自分で決めることが増えてきます。それだけ大人へ近づいていくからです。不安かもしれませんが、一番良いと思ったことをおこなってください。もし失敗したら、失敗した理由を考え、もっと良い工夫をすればいいのです。どうしたらよいか解らない時は、遠慮しないで先生に聞いてください。学校では、失敗した経験は、次に成功するための準備と考えています。もし人に迷惑をかけたら、素直に謝れば良いのです。
 本校の教育方針は「凜として生きる」女性を育成することです。「凜として生きる」ためには、「夢」を持つことが大切です。人は「夢」を持つと強くなります。すでに「夢」を持っている人は、「夢」を実現するためにはどうすれば良いか、調べて実行しましょう。「夢」をまだ見つけていない人は、色々なことにチャレンジしたり色々な本を読んで探しましょう。和洋国府台では君たちがチャレンジする環境を作り、チャレンジしやすいようにサポートします。昔から「若い時には旅をさせろ」と言います。普段、実際の旅はなかなかできませんが、心の旅はできます。それは色々な体験をしたり、読書をすることです。世の中にはまだまだ君たちの知らないことがたくさんあります。自分の夢を持ち、夢に一歩ずつ近づいてください。


○高校生に向けて

 高校での学校生活は、中学校の時と、表面上あまり変わりがないように見えます。しかし、高校では大きく変わることがあります。それは高校を卒業したら、大学生であっても社会人として扱われるということです。社会人になると自分で判断し、行動したことに責任を持たなければなりません。だから、この3年間で責任をもてるように成長しなければにらないということです。
 責任を持ちながら生き生きと社会で活躍できるように、和洋国府台の教育方針は「凜として生きる」女性を育てるということです。「凜として生きる」ためには、生きる目的をしっかりと持つことが大切です。私の言う生きる目的とは、社会でどんなことをして人の役に立つかということ。自分の能力を生かして社会に貢献する姿を思い描けるように、これからの3年間、色々なことにチャレンジしたり沢山の本を読んだりしてください。チャレンジするということは、五感を使って自分の体全体で物事を理解するということです。10代に体験したことは、一生の宝物です。しかし1人の人が体験することには限度があります。自分が体験できないことでも、様々な困難を乗り越えて成功した人達のことは読書で知ることができます。本を読むことで、何十人何百人分の体験ができます。チャレンジと読書の経験を通して、得意なことを見つけてください。そして得意なことを生かしながら生き生きと社会で活躍する自分の姿を描いてください。その描いた姿を、私は「夢」と言っています。
 今日からの3年間、大きな夢を持ち、これまでできなかったこと、経験したことのないことにチャレンジしてください。学校もチャレンジする環境を作ります、そしてチャレンジをサポートします。チャレンジしてもし失敗したら、それは夢に近づいたと考え、次に失敗しないように工夫をしましょう。もちろん私達教職員がサポートします。和洋国府台を利用して大きくステップアップしてゆきましょう。

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