卒業式を挙行いたしました

第70回和洋国府台女子中学校卒業式を挙行いたしました。今年は新型コロナウイルス感染予防の観点から通常とは異なる式となりましたが、晴天に恵まれ、無事に式を終えることができました。中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

学校長式辞

本日はお忙しい中、和洋国府台女子中学校の卒業式にご参列いただき誠にありがとうございます。

さて、今日は式辞としてお伝えしたいことが2つあります。

1つ目は中学校卒業は義務教育の終わりということです。

保護者の皆様におかれましても格別の思いかと思います。今日まで本校の教育活動にご協力いただきありがとうございました。時に子供たちは反抗的なこともあったかと思いますが、粘り強くご支援いただき感謝申し上げます。

一方で、卒業生の皆さんには、保護者の方をはじめ、多くの方の助けがあって本日を迎えることができているということを忘れないでください。
今日までの保護者の方への感謝の気持ちを、ぜひ伝えましょう。

さらに、これからの高校生活では、皆さん自身が選んで勉強していくということです。皆さんは依然として教育を受ける権利がありますが、これからの教育は与えられたものではありません。自分で率先して学び自分で考えて行動していく必要があります。是非、そのことを心がけてください。そのためにも、春休みの間にゆっくりと休み、高校生活に向けての準備をして欲しいと思います。


2つ目は、皆さんの強みについて話したいと思います

今年度、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、学校では、感染予防の観点から多くの行事を中止せざるをえませんでした。しかし、中学3年生は、修学旅行、合唱コンクール、そして、この卒業式と通常とは異なる形でありましたが、行事を開催することができました。皆さんの情熱、心がけ、執念の3つがキーワードであると思っています。

何かを成し遂げようとするとき、この3つがとても大事です。これからの人生で困難に出会うことは多々あるかと思います。そういうときに物事を前に進めることができるかどうかは、この3つ、情熱、普段からの心がけ、執念にかかっています。情熱に、普段からの心がけと執念を加えることで、夢に近づきます。ぜひ、そのことを忘れないでください。


最後になりましたが、あらためて、ご卒業おめでとうございます。そして、保護者の皆様におかれましても、本日までのご協力に感謝申し上げるとともに、重ねてお祝い申し上げます。引き続き、高等学校でもよろしくお願い申し上げます。