和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

【中学1年生書写】学んだことを生かして年賀状を書いてみよう

2018.12.17

中学1年生書写では1学期に楷書、2学期には行書を毛筆と硬筆双方から学んでいます。「文化を尊重し、豊かな表現力をもつ」生徒を目指し、今月はこれまでのまとめと年賀状作成をしました。

年賀状は平安時代に貴族が新年の挨拶回りをしたことが起源とされ、その後飛脚などの発達により定着した日本の文化だそうです。最近は印刷が主流となってしまいましたが、書写で学んだことを生かして手書きで丁寧に仕上げていきました。

裏書きは白黒の文字だけでは味気ないので、好きな和紙の帯を選び、各自貼っていきました(生徒はこれが一番楽しかったようです)。何種類かある帯の中で和柄の模様を見た生徒から「伊藤若冲っぽいですね!」とコメントがあり、教員も生徒も驚きながらも感心。普段から芸術に触れることで生活の中に新しい楽しみが生まれますね。

行書は初めて学んだ生徒たちにとっては簡単なものではありません。しかし、日常で速く正しく美しく書くためには必要不可欠なものです。

今回は「謹賀新年」のお手本を楷書と行書で準備しましたが、行書に挑戦する生徒が非常に多く、これまでの学習の成果が感じられました。

年賀状と平行して書き初め大会の練習も継続中です。
パワフルな中学1年生、亥年も突き進んでいきましょう!

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