本校卒業生パラリンピック出場選手、秦 由加子さん講演会

2018年4月19日、福祉教育の一環として、秦 由加子さんの講演会を行いました。

本校卒業生の秦さんは、在学中に骨肉腫瘍が原因で右足の大腿部を切断することになりました。その時の気持ち、パラスイミングとの出会い、パラトライアスロンへの転向、今に至るまでの思いなどを熱く語ってくれました。

女子日本代表の秦由加子選手は2013年からパラトライアスロンに取り組みはじめました。これは、スイム750m、バイク20㎞、ラン5㎞の3種を連続して行い、順位を競うものです。

リオ2016パラリンピックから正式競技となったパラトライアスロン。灼熱の中で行われたレースでは6位に入賞しましたが、その結果には満足せず、来る2020年東京パラリンピックでのさらなる活躍を誓ってくれました。

講演最後の「自分はどう生きたいか、自分次第で人生は大きく変わる」というメッセージは、本校中学生の心にも深く刻まれたようでした。

5月12日には横浜でも国際大会が行われるとのこと。さらなる活躍をお祈りしています。