和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

秦由加子氏(パラトライアスロン選手)講演会開催

2015.11.16

11月14日(土)秦 由加子さんをお招きし、講演会を催しました。

 テーマは「自分はどう生きたいか 自分次第で人生は大きく変わる」

 2016年、リオで開催予定のパラリンピック「パラトライアスロン」出場をめざして活躍している秦さん。前向きな姿勢で世界を見据えて行動しているお話に皆が共感していました。特に、障害の垣根をなくす「心のバリアフリー」の実現に、仲間やライバルと共に成長できるスポーツは、多大な力を持っていることをお話しくださいました。

■voice
 私は、秦由加子さんのお話を聞いて、人はあらゆる可能性を持っていることに気づきました。骨肉腫になり足を切断することになったら、今の私ならパラリンピックを目指すという目標は立てられそうにもありません。しかし秦さんはとても前向きで、「せっかく障害を持ったならパラリンピックを目指そうと思った。」とおっしゃっていました。この思いになるまでの時間は長く、大変辛かったのではないかと思いました。
 紹介されたパラトライアスロンをやっている人たちのビデオを見たとき、皆とてもいきいきしていて、楽しそうにやっていました。その姿を見て自分は、「もっと努力できるはず」と頑張る力を分けてもらいました。
 練習がつらかったり、スランプになったりしたときにどのように乗り越えるかの質問に、頭で考えるよりもまず、体を動かすために仲間のところへ行って、一緒に練習するという話があり、まわりに支えられていることや続けることの大切さを学びました。(参加した中学生の感想)

 今回、秦さんのお話を聞いて、一見、マイナスと思うようなことでも自分自身の気持ちや努力次第でそれがプラスに変わっていくことがわかりました。私はこれまで何不自由なく生活してきましたが、これは決して当たり前のことではなく、周りの支えがあってできているという感謝の気持ちの大切さを改めて強く感じました。さらに今後は、障害を一つの個性として受け入れ、どんな障害のある人でも気軽に外に出られるよな環境を作ることが、私たちのしていくべきことだと思いました。(参加した高校生の感想)

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