邦楽発表会

２月２１日（土）、中学１年生による邦楽発表会が行われました。１年生はこの１年間、週1時間、お箏（生田流）を学びます。授業は1クラスに2人の邦楽専門の講師がつき、日本家屋「春望亭」と音楽室に分かれ行います。

　1学期始めに、基本的な知識・奏法を学び、その後、季節の曲、長く親しまれている日本の曲を学びます。曲を通して、「かき手」「トレモロ」「流し爪」「押し手」「合わせ爪」など、高度な奏法を習得していきます。

　この日は１年間の学習の成果を、保護者の方に披露しました。演奏曲目は池上眞吾先生の「すてきなこと　たのしいこと」。3つのパートに分かれ、各パートに高度な奏法が含まれた曲です。

　生徒たちは練習中に、強弱をつけることや息を合わせることを意識するように、教わってきました。本番では緊張しながらも、これらのことを意識しながら演奏していることが伝わってきました。同じ曲を演奏しても、どのグループもそれぞれに良さがあり、聴き応えのある演奏会でした。