1年生は、週1時間、1年間を通してお箏(生田流)を学びます。授業は1クラスに2人の邦楽専門の
講師がつき、日本家屋「春望亭」と音楽室に分かれ行います。
1学期始めに、基本的な知識・奏法を学び、その後、季節の曲、長く親しまれている日本の曲を学
びます。曲を通して、「かき手」「トレモロ」「流し爪」「押し手」「合わせ爪」など、高度な奏法
を習得していきます。
今回、3学期の最後に、1年間学んできた成果を披露しました。
演奏曲目は池上眞吾先生の「すてきなこと たのしいこと」。3つのパートに分かれ、各パートに
高度な奏法が含まれた曲です。
発表前は、緊張の色を隠せない生徒たちでしたが、発表が始まると、互いの息遣いを感じながら、
真剣な面持ちで演奏に集中していました。
どのグループも、そのグループの良さが表れた、見事な演奏で終えることができ、生徒たちの1年
間の成長ぶりに、邦楽の先生方も感慨深い様子でした。