2026.09.14

総会当日 和洋女子大学 東館 18F 「Wayo DINER」からの展望

副校長 中澤美紀先生
9月12日(土)に、台風の影響で延期となっておりました「令和8年度同窓会総会・懇親会」を開催いたしました。
総会・懇親会の冒頭では、副校長の中澤美紀先生よりご挨拶をいただきました。
中澤副校長自身も和洋の卒業生であり、母校の同窓会の場に立てることへの喜びと感慨を述べられました。
また、来年創立130周年を迎えるにあたり、長い歴史を刻んできた国分校舎についてもお話がありました。国分校舎はこのたび市川市に売却され、今後は特別支援学校の用地として活用される予定です。長く親しまれてきた校舎への寂しさを感じつつも、地域の子どもたちのために新たな役割を担うことの意義について語られました。
さらに、今年度から始まった「つなぐ日」についても紹介されました。土曜日を生徒自身が自由に選んで学ぶ日とし、さまざまな分野の体験講座を実施しています。大学の先生方や各分野の専門家、卒業生も講師として参加しており、生徒たちの新たな学びと交流の場となっています。
「自分自身が人生の主人公になるには、自分で選ぶことから始める」という考えのもと学校改革が進められる一方、「和魂洋才」「明朗和順」「凛として生きる女性を育てる」という和洋の教育理念は、これからも変わることはありません。
最後に、母校を支えてきた同窓生の皆様へ、これからも温かく見守り、力添えをいただきたいとのメッセージが贈られました。
続いて、高校同窓会会長の上久保由紀子よりご挨拶がありました。

今回の総会・懇親会は、コロナ禍を経て8年ぶりの開催となりました。久しぶりに同窓生が一堂に会し、再び交流できる喜びが語られました。
また、設立46年を迎えた同窓会のこれまでの歩みと、コロナ禍を契機とした運営の変化についても紹介されました。会報誌をホームページでの公開へ移行するとともに、役員会にオンライン会議を導入するなど、働きながらでも参加しやすい体制を整えてきました。運営の形は変わっても、母校を想う気持ちは変わらず、これからも次の世代へとつないでいきたいとの思いが述べられました。
来年の和洋学園創立130周年に向けては、学園と協力しながら、卒業生や在校生に還元できる事業にも取り組んでいくことが紹介されました。10年前に同窓会から寄贈した「桜プロムナード」についても、案内プレートを新しく設置したことが報告されました。
さらに、国分の中学校校舎が市川市に売却され、今後は特別支援学校として活用されることについてもお知らせがありました。長く多くの生徒を見守ってきた校舎との思い出を大切にするため、来年3月末の桜の開花時期に合わせて、国分校舎の見学会と懇談会を企画しているとのことです。詳細については、後日同窓会ホームページでお知らせする予定です。
その後、幹事会議の報告、役員紹介を行い、懇親会へと移りました。

懇親会では、久しぶりに顔を合わせた同窓生同士、思い出話や近況報告など、会話が途切れることなく、和やかな雰囲気の中で交流が深まりました。


また、80歳を超えて現在も清掃のお仕事をされている13回生の同窓生からは、ご自身の経験を通したお話がありました。
「清掃という仕事をしていると、さまざまなタイプの人と接する機会があります。その中で、『いつもきれいにしていただき、ありがとうございます』と伝えてくださる方がいます。その一言がどれほど嬉しいことか。普段は目立たなくても、なくてはならないものを当たり前と思わず、感謝できる人が一人でも多い世の中になってほしい」
というお話は、参加者の心に残るものでした。

長い年月を経ても、それぞれの人生を歩みながら大切な思いを持ち続けている同窓生の姿に触れ、世代を超えてさまざまな経験や思いを分かち合えることも、同窓会ならではの魅力であると感じられるひとときとなりました。
今回は13回生から75回生まで、幅広い世代の同窓生が参加しました。世代を超えた交流が深まり、和洋の根幹にある想いが受け継がれていくことを、改めて感じる機会となりました。
同窓会では、これからも学校と同窓生、そして世代を超えた同窓生同士のつながりを少しでも深められるよう、さまざまな活動に取り組んでまいります。
今後とも、同窓会活動へのご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

14回生同窓会
今回の総会・懇親会は、14回生の皆様にとって「ミニ同窓会」となりました。
中には60数年ぶりの再会となる方もいらっしゃり、当初はお互いを思い出すまでに少し時間がかかる場面も。それでも、ひとたび思い出せば、そこには学生時代の頃のような笑顔が広がり、和気あいあいと再会を楽しまれていました。
これからも大切なご縁を紡ぎながら、末永く交流を深めていってください。
