和洋国府台女子中学校高等学校

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探究和洋茶道 21

2022.12.03

高校3年生では総合探究の時間に茶道を行っています。授業での取り組みを探究係の生徒が紹介していきます!

11月29日(火)3年F組 探究係 K.Yさん/S.Rさん

今回はそれぞれがもてなす・もてなされる側を先週とは入れ替わり、開炉のお茶会を開催しました。炉のお点前は、気温が下がり冬へと向かう11月から行われます。特徴として、少しでも暖かさを届けるために、お釜をお客様の近くに掛けます。
掛け物は、「青松多寿色」(せいしょうじゅしょくおおし)。これは、唐の詩人・孟郊の詩の一節で、移ろうことのない不動の松の青さこそ寿の色という意味だそうです。
お菓子は「三友」という名で、松竹梅の3つを模したものでした。また、高校生活の三年間で出会った友と、卒業後も関係が続くよう願いが込められていました。
記者のS.Rは客を体験しました。和室に入るところから緊張感がありましたが、今まで習ったことを思い出しながらお茶会を楽しみました。客はほぼ座っている状態なので足が痺れてしまい大変でした。お茶を飲むことはできませんでしたが、1年間のまとめとして最後にお茶会を体験することができて良かったです。
K.Yは中学高校の6年間茶道部に所属していたので、お点前をしました。担任の先生とクラスメイトの前での披露はとても緊張しましたが、とても良い経験となりました。
また、コロナ禍で思うように活動ができなかった時期もありましたが、このような形でお茶会を開催し、6年間の集大成を披露できたことを嬉しく思います。
今回で茶道の記事を書くのは最後になります。
4月から授業が始まり和室の入り方からお茶の点て方まで様々なことを学んできました。
授業を通して茶道に触れ、日本文化は改めて良いなと感じました。卒業してそれぞれ新しい道へ進んでいきますが、授業で学んだことを今後の生活に繋げていきたいと思います。

前回の授業はこちら

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