和洋国府台女子中学校高等学校

教科

芸術リコーダー上達への道 (11) 「アンサンブル」

2020.01.09

リコーダー上達への道「千絵とリコーダー」
【これまでのお話】
(1)「出会い」
(2)「2つの課題」
(3)「音を出す意味」
(4)「合わせるもの」
(5)「背景」
(6)「新たな課題」
(7)「BとG」
(8)「終え方の工夫」
(9)「エルガー」
(10)「ビブラート」

珍しく先生に呼ばれた千絵さん。放課後、音楽準備室に行くと・・・

(トントン)失礼します。堀です。
堀さん、こんにちは。
千絵ちゃん、ヤッホー
千絵さん・・・どうも
こんにちは!先輩方、どうしたんですか?
私たちも先生に呼ばれたのよ。
実は、君たち三人に話があって集まってもらったんだ・・・君たち三人でアンサンブルをやってみないか?
??・・・アンサンブルってなんですか?
・・・杉田さん、説明してくれるかな
少人数での合奏や合唱のことです。・・・場合によっては合奏団や合唱団を表すこともあるのです。
これまで、杉田と二人で吹いたことはあるけど・・・三人はどんな感じかな・・・おもしろそうかも!フフッ
えっ、先輩方、二人で演奏したことあるんですか?・・・村島先輩と杉田先輩の演奏、聴きたいです!!
先生、良いですか?
OK、OK、じゃあ、君たちが二人で最初に練習した曲にしよう・・・準備がいいかな?
ヴェルナー 「野ばら」
(o'ヮ'o)おぉ♪ すごい!素敵!・・・一人で吹くのも良いですが、また違った良さがありますね。私も一緒にやりたいです!
村島さんと杉田さんはどうかな?
私もやりたいです!
異論はないですね。
決まりだね・・・では、最初の課題はこの曲にしよう。
この曲はもともと歌なんだけれど、リコーダーの課題としてもいいと思うんだよね。
イングランド民謡「グリーンスリーブス」
・・・少し寂しげな曲ですね。何かを訴えているような感じがします。
・・・グリーンスリーブスですね。
そう、もともとは伝統的なイングランドの民謡なんだよ。
以前、私が聞いたことのあるものと、少し違うような気がします。
この曲の旋律は、時代や地域ごとにさまざまなバージョンが存在するんだよ。古典音楽のドリア旋法を用いたものと、現在一般的に用いられる短音階を用いたものなどがあるんだ。どのバージョンでも良いんだよ。
ふむふむ、なるほど
いくつかのバージョンがあるんですね!
では楽譜を準備したから・・・杉田さんはソプラノリコーダー1、堀さんはソプラノリコーダー2、村島さんはアルトリコーダー担当ということでいいかな。
はいっ!わかりました。
了解っす
まずはチューニングだね。♪ー
♪ー
OK、では少し、時間をとるから各自譜読みをして練習してごらん。
・・・♪・♪・♪・♪ー・・
♪~♪~♪~
・・・そろそろいいかな・・・じゃあ、合わせてみよう。先生が伴奏を弾くから・・・♪~♪~
♪~
♪~
・・・音は吹けているね。音程もまずまずだ。全体的に流れを上手く表現できるようにしなければね・・・堀さんは課題があるね。アンサンブルにおいて足りないことがあるよ・・・
えっ・・・足りないこと・・・先生、何ですか?
・・・これは自分で気づいてほしいから、じっくり考えてほしい。杉田さん、村島さんも初めてアンサンブルをしたときは同じく足りなかったんだ。
直ぐには答えはでないと思うから、次までの課題にしよう・・・アンサンブルでとても大切なことなんだよ。
・・・はいっ・・・(アンサンブルで大切なこと・・・)

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