和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

ケータイ安全教室

2013.07.19

 インターネット(以下、ネット)を介した犯罪に、未成年者が巻き込まれることが問題となって
いる昨今においては、その予防方法が必要不可欠になります。
 未成年者がネット接続に使用する端末は、携帯電話が非常に多く、そのため今回は思春期教育の
一環として「ケータイ安全教室」を行いました。
 講師にはNTTドコモの吉松先生にお越し頂きました。

 教室ではまず、過去から現在にいたるネット犯罪の手口や件数がデータで紹介されました。SNS
による犯罪の増加や、未成年者がネットへ接続する手段として、携帯電話の利用するケースの多さ
に驚きました。

 次に、特に気をつけなければならない「個人を特定する情報」の説明がありました。携帯電話で
撮影した、写真データに組み込まれているGPS情報によるもの。自分が発信した書き込み情報の組
み合わせによるもの。
 これらがどれだけの危険性をもっているのか、事例を踏まえわかりやすく説明して頂きました。

 最後は、気がつかないうちに自分が加害者になっている事例についての説明でした。
 スマートフォンなどのアプリの中には、端末内の様々な情報を引き出してしまうものがあり、そ
れが元で犯罪やトラブルが起こる場合があるということでした。
 予防策として、アプリをダウンロードする前に、そのアプリの内容や評判を調べる、インストー
ルする前に、同意メッセージをしっかり確認するなど、大切なことを教わりました。

 多くの生徒たちにとって、とても身近な話題であったため、どの生徒も真剣に耳を傾けていまし
た。被害者にも加害者にもならないため、今回の安全教室を、今後に活かして貰いたいものです。

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