和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

起業体験プログラムJPXの取り組みが東京証券取引所の情報誌に掲載されました!

2018.04.10

学生のときから株式会社を設立できるとしたら、大変有意義な体験となると思いませんか。

本校では株式会社東京証券取引所様の協力を得て、株式会社を実際に設立するという実体験を伴うプロジェクトを行っています。このプロジェクトは『JPX起業体験プログラム』と呼ばれており、その一年間の取り組みをご報告します。

このプログラムでは、生徒が株主となって出資し、また東京証券取引所から投資を受けて、実際に会社を設立します。会社設立時には司法書士が立ち会い、公認会計士から会計監査を受けます。

そして、学園祭でビジネス(商品販売)を行い、その後、株主総会で事業報告や決算報告を行います。まさに、実際の会社と同じ活動をするものです。

高校2年生特進クラスは政治経済の授業の中で行い、また希望者が有志団体として設立する『会社』もあります。実際の企業と同じように、どのような企画を提示すれば株主(この場合は東京証券取引所)を説得できるかを参加生徒内の『社長』を中心に検討します。

プレゼンテーションでは、株主からの出資を受けることができるように事業計画を説明します。もし説明が稚拙であれば、出資してもらうことができません。発表をする生徒が緊張をする瞬間です。

企画が通った後も学園祭での販売に向けて何度も計画を練り直すこともあります。商品の入荷、ブースの設営など、みんなで力を合わせて利益を出すように試行錯誤していきます。

本年度は、2年F組が市川市名産の梨販売、有志団体が福島特産品の販売を行いました。当日は本当に売れるのかと心配しましたが、無事に売り切った時には、参加者全員が自信を持つことができました。

利益は市川市の福祉事業に、そして福島県の復興義捐金にそれぞれ寄付をしました。

苦労が多ければ、それだけ実りも多いです。自分たちで会社を創り上げた達成感をぜひ、今後につなげてほしいと思います。

なお、有志『社長』は東京渋谷にて自分たちの事業報告を起業家の前でプレゼンテーションを行う機会にも恵まれました。

この活動の様子が東京証券取引所様の情報誌に掲載されていますので、下記のリンク(pdf)よりご確認ください。

pdfはこちら

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