和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

じゅんさい池のフィールドワーク

2017.02.24

毎年、理科の授業で、市川の地形を学びフィールドワークでじゅんさい池を訪ねています。
今年度は、2時間の時間を取り、じゅんさい池をゆっくりを散策。生物や環境のようすを観察しました。
また、ボランティアで「蓴菜池にジュンサイを残そう市民の会」のみなさん7名が、動植物や自然保護の活動について解説を行ってくださいました。
まず冬の渡り鳥である、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、菌黒は磁路などの特徴を説明し、見分け方を教えてくださいました。
住宅街を抜けた池に、こんなに多くの渡り鳥がいることを知り、生徒も渡り鳥の特徴を捕らえながら、スケッチしていました。
池の横には急傾斜の林があります。
この林の木を観察すると、ヨコズナサシガメというカメムシの仲間が、高密度の集団になって冬を過ごしているのを教えていただきました。
ジュンサイは、千葉県では最重要保護生物に指定されており、水質をきれいに保つことが必要な水生生物です。
じゅんさい池では、減ってしまったわき水に変えて、井戸のきれいな水を使って、ジュンサイを育てていることを学びました。
この日は管理している池の水を抜いて、池の浄化を行っていました。6月にはきれいな花を咲かせると写真も一人ずつに配ってくださいました。
通っている学校の周辺は、自然が豊かで、また自然を守ろうとしている人がいることがわかりました。
生徒も気づいたことを一生懸命レポートにまとめていました。

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