和洋の特色の一つに理科教育があります。実験・実習を重視し、3年間で90項目以上の実験を行
います。五感をフル活用し得た情報と知識を結びつけ、定着をより強固なものにしていきます。
和洋を知ってもらう一環として、実験や実習の様子を少しずつ紹介していきます。
■世界一行きたい科学広場 in 浦安 2013
昨年から始まった「世界一行きたい科学広場 in 浦安 2013」に今年も参加しました。会場は
東海大学付属浦安高等学校中等部。当日は多くの来場者で賑わいました。
和洋は生徒会の生徒が中心となりブースで実験を行いました。実験内容は「酸性・中性・アル
カリ性でいろいろな色に変化する人口イクラの作成」。指示薬(BTB溶液・フェノールフタレイン
溶液)を加えた人工イクラを作成し、いろいろな物質の液性を人工イクラの色の変化から確かめ
る実験を行いました。実験の説明の仕方・原稿などは、全て生徒が自ら考えたものです。
ブースには、たくさんの来場者が途切れることがなく訪れ、生徒は昼休みの休憩を除き、実験
の説明を続けました。参加した子供たちは、夢中なって実験に取り組み、人工イクラの色が変わっ
たときは「すごい! !」「きれい! !」など、驚きの声を上げていました。
同伴の保護者の方からは、様々な質問があり、3年生が中心になって質問に答える姿が頼も
しく思えました。
終了時の生徒たちは疲れきっていましたが、とても充実した表情に満ちていました。
■バックナンバー
【1】 ガスバーナーの使い方
【2】 エビの観察
【3】 プラスチックの分類
【4】 アジの解剖
【5】 日本科学未来館
【6】 大気の測定
【7】 3年 課題研究
【8】 豚の心臓の観察