3年生最大の行事である修学旅行。毎年2学期後半に奈良・京都を訪れます。
■1日目:「うるわしの大和を訪ねよう」
8時に東京駅を出発し、新大阪からバスで奈良へ。
「大阪から奈良へ観光案内」「ガイドさんがかわいかった」
大阪の言葉や名物も覚えて楽しい時間を過ごしました。
昼食後は法隆寺へ。バスガイドさんの案内で法隆寺を見学。
「南大門の柱がエンタシスになっていた。勉強したとおりですごいと思った。」
「玉虫厨子が教科書と同じだと思いましたが、虎の絵が虎に見えなかった。」
勉強したことを実際に見られて、感動したようです。
唐招提寺は各自で見学。
「鑑真和上像のレプリカがよく教科書に載っているもので感動した。」
「千手観音像の恰好が良かった。」
紅葉も美しく、熱心に見学していました。
■2日目:「京の手仕事を学ぼう」
奈良公園へ。奈良公園のガイドさんの案内で見学。
鹿せんべいを持って、鹿とふれあいタイムがありました途中、にわか雨も降る天気でしたが行程を無事終えました。
「鹿を間近に見られてかわいい。」
「盧遮那仏など専門的な話がガイドさんからあったが、勉強していったので、よくわかった。」
「大仏の鼻の穴と同じ大きさをくぐりました。願い事が叶うといいな。」
興福寺国宝館
阿修羅像が大人気。真剣な眼差しで像を見つめていました。
クラス別研修
【A・B組】丸益西村屋で友禅染体験 → 金閣寺見学
「型を探すのが大変。自分のイメージの色が出せました。またやりたいです。」
「金閣寺の派手さにはビックリ。紅葉が綺麗で秋を感じました。」
【D組】安達くみひも館で組み紐体験 → 金閣寺見学
「組み合わせは、誰ひとり同じものが無く、面白かったです。」
「4つの玉を動かすことで、綺麗な紐が作れると考えた人はすごいと思いました。」
「伝統芸術なのに、こんなにかわいいものができるとは思いませんでした。完成が楽しみです。」
【C・E組】東寺を見学 → 甘春堂で和菓子作り体験
「東寺の五重塔をもっとゆっくり見たかった。」
「和菓子の形にするのが大変でしたが、手作りの和菓子は美味しかったです。」
■3日目:班別研修「紅葉の京都をたのしもう」
【嵐山エリア】金閣寺・天龍寺・龍安寺 → 宝厳院で座禅体験
【伏見エリア】養元院・伏見稲荷神社・東福寺 → 建仁寺禅居庵で座禅体験
「金閣寺の写真がとても上手に撮れました。」
「班別研修では、自分たちだけで行動する責任の重さが分かりました。」
「気がつかなかったけど、大人に守られた上で活動ができているのだと感じた。」
「宿に到着したときに心にじわじわしたものを感じ、自然と涙が出てきました。」
「稲荷大社で千本鳥居や桜門が堂々とした存在感を放ち、周辺の町まで稲荷大社一色だったことに驚いた。」
「常寂光寺の紅葉がとても綺麗でした。また京都を訪れたいと思う。」
「座禅は素足で寒くて大変だったが、30分があっという間に感じた。」
「道に迷って大変だったけど、今は心に残る思い出になりました。」
「地元の人々はとても親切な対応で、関東とは違う温かさを感じた。」
■4日目:「歴史の流れを感じ取ろう」
二条城
「二の丸御殿の大広間で大政奉還が発表された。その歴史を感じた。」
「こんなに広い家に住みたいけど、夜は淋しいかも。」
「鶯張り廊下で今でも音がなるのはすごい」
清水寺
「弁慶の錫杖がとっても重かった。」
「期末テストが近いから、音羽の滝学力の向上をお願いしました。」
「清水の舞台からみる紅葉が素敵でした。」
「お土産を買いすぎました。」
昼食後、京都から東京へ
紅葉が彩る古都の旅。生徒は思い出を胸いっぱいにして帰宅しました。歴史を感じ、見学のポイントだけでなく、京都の街を感じたのではないでしょうか。
また、友だちの新たな一面を発見し、協力に感謝することで、絆がさらに深まる旅になったことでしょう。
学年の目標「責任感」がある行動に、生徒の成長を感じる修学旅行になり、今後の活躍が楽しみです